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2010(平成22)年度決算
2.事業報告書
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2.事業報告書 |
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最新の予算・決算は
財務状況トップよりご覧下さい |
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本事業年度における私立学校経営を取り巻く環境は、少子化と就学人口の減少による学生数の定員未充足や公立高等学校の授業料無償化による影響などの財政面、多様な人材を雇用することによる教職員の人事制度改革等の労務管理面など複合的な課題に直面する状況にありました。
このようななかで、本学園は、伝統ある親和学園を発展させる教育理念を実現するために、10年構想のもとに5ヶ年計画を策定し、具体的な教育事業の特定とそれを実現するための財務基盤の構築に取り組みました。
神戸親和女子大学では、文部科学省による「教職課程実地視察」で高い評価を受け、就職率(就業力)でも近畿圏内の女子大学でトップクラスの結果を得ました。また、入学試験改革を進めたこと、社会的評価が高まったことなどにより、志願者の急増があり、定員を大幅に上回る入学者を確保しました。
親和女子高等学校・親和中学校では、保護者や生徒のニーズの多様化に応えるべく、教科指導、生活指導、進路指導、課外活動指導の充実に取り組み、かつ、高い学力を有する生徒の確保にも努力いたしました。
以上の結果、教育研究活動の基盤となる財務体質の改善は財政健全化の指針に向かって漸進しました。
私たちの未来を予測することが難しいうえに、不確実性というリスクにも対応しなければならず、本学園は、事業と財政の両面から、中長期の経営計画と短期の実行計画とのバランスをとる必要性がありました。
今後は、その重要性について、教職員一人ひとりが認識を共有するとともに、教育(事業)の発展と財務基盤強化の達成に向けて努めてまいります。
東北地方太平洋沖を震源とする先例のない巨大地震がわが国を襲い、多くの尊い人命が失われ、産業も生活も甚大な被害を受けました。また、原子力発電所の事故処理は長期化が避けられない見通しであるとも言われています。
一日も早い復旧・復興を祈りながら、本学園はできる限りの支援を継続的に行ってまいります。
平成23年5月20日
学校法人親和学園
理事長 山根耕平
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建学の理念 |
広い世界観と社会的行動力を持つ新しい女性の育成 |
校訓 |
・誠実を旨とし、言行に表裏なからむことを期すべし
・堅忍不抜の精神を持し、以て婦人の天職を尽くすべし
・温和従順の徳を本とし、忠恕の道を完うすべし |
校章の由来 |
校訓の
「誠実」を表すものとして中心に鏡 を象し
「堅忍不抜」を表すものとして縁辺に菊 を
「温和」を象徴する葵 を縁辺に置いた |
○神戸親和女子大学の教育目標
(1) 大学設立目的
本学は、社会の発展方向を広く視野におき、学芸に関する多様な教育研究を通して豊かな教養を培い、専攻に係る学識を深めることによって、総合的判断力をもち主体的に社会に対応できる人間を育成することを目的とする。
(2) 学部・学科の目的
学部・学科 |
学科の目的 |
文学部 |
総合文化学科 |
日本語運用能力・英語コミュニケーション能力を高め、異文化間の双方向的な交流・活動を行うことができる人材を育成する。 |
発達教育学部 |
児童教育学科 |
子どもの教育と発達に関する専門的知識と技能をもった実践力のある人材を育成する。 |
心理学科 |
多様な現代社会において、心理学の専門知識に基づき、自己及び人々の心の健康と生産的な人間関係の構築に貢献できる人材を育成する。 |
福祉臨床学科 |
社会福祉に関する専門知識と技能をもった人材、とりわけ、人々と共生の福祉の心をもった人材を育成する。 |
ジュニアスポーツ教育学科 |
子どもの抱える発達と教育の諸問題に対応できる専門知識と技能を有し、学校や地域社会においてスポーツ教育を担う人材を育成する。 |
教育専攻科 |
教育学専攻 |
学部における教育・研究の特色を生かしながら、さらに精深な知識を獲得し、かつ専門的研究を深める。 |
大学院 |
心理臨床学専攻 |
臨床心理学及びその基礎となる心理学分野での専門的研究を深めることを通して、心の発達を支え、心のケアを必要としている人々を支援する高度専門的職業人を養成する。 |
教育学専攻 |
教育に関する深く広い知見を培うとともに、教育現場において指導的役割を担う高度な専門的知識、課題解決能力と実践力をもった人材を育成する。 |
○親和女子高等学校・親和中学校の教育目標
本校はその創立以来、新しい時代にふさわしい教養ある自立した女性の育成を目指し123年を経て現在に至る。
女性の社会進出が著しい今日にあってもなお、女性のおかれた社会状況は厳しく、また、社会構造や生活様式の急速な変化に伴い、家庭・地域の教育力の低下が進むなかで、女性に求められる役割はますます重要性を増している。学力のみにととまらず、コミュニケーション能力、忍耐力、公共心などを備えた人間的な総合力の育成が急務である。
本校は、そのような時代の求めに応じ、女性として豊かな人間形成に主眼を置く全人教育を推進することにより、次のような女性の育成をめざす。
- 良識を持ち、さまざまな場面で自らの役割りを理解し、責任を全うすることができる女性
- 広い世界観と積極的な行動力を持ち、社会に貢献できる女性
年 月 日 |
学校法人・学校・学部・学科等の変遷 |
【1887年〜1899年】 |
1887(明治20)年 |
10月5日 |
佐々木祐誓を中心に神戸市内元町善照寺内に私立親和女学校創立 |
1892(明治25)年 |
11月2日 |
友國晴子独力にて校名だけを継承して、神戸市下山手通6丁目に民家一戸を借り、自ら校長兼教員として学校経営に尽力 |
1895(明治28)年 |
12月 |
神戸市下山手通7丁目に校舎竣工 |
1899(明治32)年 |
8月 |
親和女学校認可 |
【1900年〜1959年】 |
1908(明治41)年 |
2月26日 |
私立親和高等女学校設立認可 |
9月12日 |
学則・校章制定、校訓改定 |
1910(明治43)年 |
7月6日 |
財団法人親和高等女学校を設立 |
1917(大正6) 年 |
5月 |
親和高等女学校 校歌を制定 |
1925(大正14)年 |
10月26日 |
校祖友國晴子逝去(68歳) |
1937(昭和12)年 |
10月25日 |
親和学園創立50周年記念式典挙行 |
1947(昭和22)年 |
4月1日 |
学制改革により、新制親和中学校を併置 |
1948(昭和23)年 |
7月21日 |
親和女子高等学校設置認可 |
1951(昭和26)年 |
2月23日 |
私立学校法による組織変更が認可され、学校法人親和学園と改称 |
【1960年〜1999年】 |
1966(昭和41)年 |
4月1日 |
親和女子大学 (文学部=国文学科、英文学科)開学 |
1972(昭和47)年 |
4月1日 |
大学 文学部「児童教育学科」開設 |
1977(昭和52)年 |
4月10日 |
大学附属図書館竣工 |
1987(昭和62)年 |
10月25日 |
親和学園創立100周年記念式典挙行 |
1987(昭和62)年 |
11月22日 |
大学学生会館竣工 |
1989(平成元)年 |
3月29日 |
親和女子高等学校、親和中学校、法人本部が六甲(神戸市灘区)へ移転(神戸市中央区下山手通から) |
1994(平成 6)年 |
4月1日 |
大学名を神戸親和女子大学に改称、「教育専攻科」設置 |
1995(平成 7)年 |
1月17日 |
阪神・淡路大震災発生 中学棟被災し使用不能となる |
1997(平成 9)年 |
4月5日 |
中学棟、新運動場竣工 |
1999(平成11)年 |
4月1日 |
大学 新スローガン・マーク・ロゴタイプ制定 |
【2000年〜】 |
2000(平成12)年 |
11月27日 |
大学 厚生省「保育士を養成する学校その他の施設」の指定
(児童教育学科) |
2002(平成14)年 |
4月1日 |
大学院文学研究科(修士課程「心理臨床学専攻」「教育学専攻」)開設 |
2003(平成15)年 |
4月1日 |
大学 文学部「総合文化学科」「心理臨床学科」「福祉臨床学科」開設 |
2004(平成16)年 |
4月1日 |
大学 教育研究センターを開設 |
2005(平成17)年 |
4月1日 |
大学 発達教育学部(「児童教育学科」「心理臨床学科」「福祉臨床学科」)の開設 |
2006(平成18)年 |
4月1日 |
大学 通信教育部(発達教育学部「児童教育学科」「福祉臨床学科」)開設 |
6月3日 |
大学 創立40周年記念式典挙行 |
2007(平成19)年 |
7月1日 |
大学 三宮サテライトキャンパス「センタープラザ教室」開設 |
10月20日 |
学園 親和女子高等学校・親和中学校創立120周年記念式典挙行 |
2008(平成20)年 |
3月12日 |
大学 神戸市北区と地域連携協定を締結 |
4月1日 |
大学 発達教育学部(「ジュニアスポーツ教育学科」)を開設 |
4月1日 |
大学 「子育て支援センター」新設 |
2009(平成21)年 |
7月24日 |
法人 常任理事会を設置 |
9月20日 |
大学 6号館(スポーツ教育健康センター)竣工 |
4 設置学校・学部・学科等 (平成22年5月1日現在) |
学校区分 |
学部 |
学科・専攻 |
設置認可年月日 |
設置年月日 |
神戸親和
女子大学 |
文学部 |
総合文化学科 |
平成14年5月29日 |
平成15年4月1日 |
心理臨床学科 ※1 |
発達教育学部 |
児童教育学科 |
平成16年11月17日
(届出受理) |
平成17年4月1日 |
心理学科 |
福祉臨床学科 |
ジュニアスポーツ教育学科 |
平成19年6月25日
(届出受理) |
平成20年4月1日 |
通信教育部 児童教育学科 |
平成18年1月31日 |
平成18年4月1日 |
通信教育部 福祉臨床学科 |
教育専攻科 |
教育学専攻 |
平成5年12月14日
(届出受理) |
平成6年4月1日 |
大学院
文学研究科 |
心理臨床学専攻 |
平成13年12月20日 |
平成14年4月1日 |
教育学専攻 |
※1:平成17年4月から学生募集を停止し、在学生の卒業を待って廃止する。
学校区分 |
課程名 |
学科 |
設置認可年月日 |
創設年月日 |
親和女子
高等学校 |
全日制課程 |
普通科 |
(新制)
昭和23年7月21日 |
(私立親和女学校)
明治20年10月5日 |
親和中学校 |
― |
― |
昭和22年4月1日 |
昭和22年4月1日 |
5 学校・学部・学科等の学生生徒数の状況 (平成22年5月1日現在) (単位:人) |
○神戸親和女子大学
学部等 |
入学定員 |
収容定員 |
在籍学生数 |
摘要 |
文学部 |
60 |
255 |
276 |
|
発達教育学部 |
350 |
1,420 |
1,564 |
|
教育専攻科 |
15 |
15 |
5 |
|
大学院文学研究科 |
35 |
70 |
76 |
|
計 |
460 |
1,760 |
1,921 |
|
発達教育学部
(通信教育部) |
入学 |
300 |
1,200 |
335 |
(注) |
編入学 |
600 |
1,200 |
463 |
(注)4月入学生の募集は4月30日迄行っているため、最終確定は5月下旬になる。
○親和女子高等学校
課程・学科 |
入学定員 |
収容定員 |
在籍生徒数 |
摘要 |
全日制課程 普通科 |
320 |
960 |
878 |
(注) |
(注)中学時の募集人員は315名
○親和中学校
課程・学科 |
入学定員 |
収容定員 |
在籍生徒数 |
摘要 |
― |
320 |
960 |
773 |
(注) |
(注)募集人員は270名
6 平成23年度の入学者数 (平成23年4月1日現在) (単位:人) |
○神戸親和女子大学
学部等 |
入学者数 |
入学定員 |
摘要 |
文学部 |
52 |
60 |
|
発達教育学部 |
448 |
350 |
|
教育専攻科 |
5 |
15 |
|
大学院文学研究科 |
16 |
35 |
|
計 |
521 |
460 |
|
発達教育学部
(通信教育部) |
入学 |
70 |
300 |
4月入学生の募集は4月30日迄行っているため、最終確定は5月下旬になる。 |
編入学 |
161 |
600 |
○親和女子高等学校
課程・学科 |
入学者数 |
入学定員 |
摘要 |
全日制課程 普通科 |
256 |
320 |
中学時の募集人員は270名 |
○親和中学校
課程・学科 |
入学者数 |
入学定員 |
摘要 |
― |
260 |
320 |
募集人員は270名 |
7 役員・評議員に関すること (平成23年5月20日現在) |
理 事 |
定員 |
現員 |
氏名 |
理事長 |
1名 |
1名 |
山根耕平 (評議員会選任) |
常務理事 |
1名 |
1名 |
鞍本昌男 (学識経験者) |
神戸親和女子大学長 |
1名 |
1名 |
山添 正 |
親和女子高等学校長 |
1名 |
1名 |
植野直正 |
評議員会選任 |
6名 |
6名 |
中藤 広、横家恭介、山本裕之
松井淳、大利慶子、米津佳子 |
理事会選任学識経験者 |
4名 |
3名 |
寺尾滋明、村元四郎、小川雄三 |
総 数 |
14名 |
13名 |
|
評議員 |
定員 |
現員 |
氏名 |
神戸親和女子大学長 |
1名 |
1名 |
山添 正 |
親和女子高等学校長 |
1名 |
1名 |
植野直正 |
理事会推薦教職員で
評議員会選任 |
17名 |
15名 |
山根耕平、中藤 広、山本裕之、横家恭介、
松井 淳、池田秀史、毛利淳一、柴田 茂、
m尾哲哉、横山ひろみ、楠井 実、河合 修、
田村 薫、森崎秀和、横谷 賢 |
設置学校卒業生で
理事会選任 |
10名 |
10名 |
大利慶子、米津佳子、大塚恵子、日下裕子、
田中智子、野田暢子、志田千恵、中西直子、
並河京子、宮本佳世子 |
理事会選任学識経験者 |
10名 |
9名 |
鞍本昌男、寺尾滋明、岩崎拓治、
伊良子序、釜本貞男、村元四郎、小川雄三、
国広輝代、村上博子 |
総 数 |
39名 |
36名 |
|
(注)期中における職員の退職等により一時的に欠員
8 教職員数等に関すること (平成22年5月1日現在) (単位:人) |
区分 |
神戸親和女子大学 |
親和女子高等学校 |
親和中学校 |
法人事務局 |
合計 |
教 員 |
本 務 |
73 |
38 |
30 |
- |
141 |
兼 務 |
213 |
18 |
15 |
- |
246 |
計 |
286 |
56 |
45 |
- |
387 |
職 員 |
本 務 |
76 |
14 |
3 |
4 |
97 |
兼 務 |
28 |
4 |
0 |
0 |
32 |
計 |
104 |
18 |
3 |
4 |
129 |
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【1 事業活動の要約】
神戸親和女子大学は、10年構想5ヶ年計画に軸足を置き、平成22年度の個別課題として、戦略的大学連携支援、入試制度の見直し、海外協定大学の開拓、教育活動評価の導入など、既存事業の精選と新規事業のスクラップエンドビルド及び安全面と教育研究活動の充実を重視した施設の耐震化補修と2号館の増改築に着工しました。
親和女子高等学校・親和中学校では、平成21年度に導入したPDCAサイクルの学校評価制度の評価結果を踏まえた学校教育活動の展開をするとともに、新教育課程実施に対応したきめ細かな教育を実施しました。
自主・自立している各設置学校の組織マネジメントに対して、法人はその課題について横断的なマネジメントの連結点としての役割をスリムな体制で効率的に進めました。
以上の結果、財政健全化へ向けての第一歩と位置づけた当事業年度は、学校法人全体として財務体質の改善が着実に漸進しました。 |
【2 主な事業の目的と計画及びその進捗状況】
1)神戸親和女子大学
- 新学務システム(Shinwa Smile.net)導入準備及び秋学期からの稼動
- 教職課程認定大学実地視察(調査表作成・視察対応)
- カリキュラム見直し(総合文化学科・児童教育学科・福祉臨床学科)
- 履修カルテの検討・準備
- 免許状更新講習の実施
- 親和教育プロジェクトの立ち上げ
- 課題解決型インターンシップ(フィールドスタディ)の立ち上げ
(1)海外の大学,他教育機関との交流
- 東北師範大学(中国)から1名、ソウル女子大学(韓国)から3名、蘇州大学(中国)から1名の計5名の交換留学生を受入れ
- 大連理工大学城市学院より1年間、日本文化体験プログラム(科目等履修生)として9名の受入れ(継続中)
- ソウル女子大学(韓国)受入れプログラム実施、学生6名と引率教員1名の計7名を受入れ
- ジョン.ミラー氏(トロント大学教授)を招へい教授として招へい
- 6月26日に、クライブ.ベック氏(トロント大学大学院教授)、クレア.コズニック氏(トロント大学大学院准教授)、エリザベス.モーレイ氏(トロント大学附属小学校長)、メテ.リヒター氏(デンマークリルベルトユニバーシティカレッジ准教授)を招き、「今、幼児教育に求められるもの」と題してシンポジウムを行った。
- 新規に大連交通大学信息工程学院及び上海体育学院と友好校協定を締結した。
(2)海外研修・留学
- 海外研修 6種 学部生82名参加
海外英語研修(11名)、韓国文化研修(8名)、日本語教育実習<シドニー>(7名)
海外教育実地研究(13名)、海外芸術・教育研修(32名)、海外スポーツ教育・文化研修(11名)
- 海外研修・留学助成
学習奨励及び海外研修助成を合わせて82名に支給
神戸親和女子大学・すずらん会海外研修臨時貸与奨学金を5名に貸与
- 海外研修報告書を発行
(3)外国人留学生
- 外国人留学生懇親会(4月実施)
- 外国人留学生スピーチコンテスト(11月実施)
- 外国人留学生インターンシップ3名派遣(ひょうご大学連携推進協議会)
(1)生涯学習
- 文学、文化教養講座の公開講座の発展版を、鈴蘭台キャンパスで17講座、三宮サテライトキャンパスセンタープラザ教室で1講座を開講した
- 心理系講座として、「楽しむ心理学講座」「音楽療法講座(初級編・中級編)」「アートセラピーの体験と応用」を開講した
- 保育専門職のための赤ちゃん学講座を三宮サテライトキャンパス センタープラザ教室で行い、47名の受講生を集めた
- 「6号館 スポーツ教育健康センター」を利用した講座「健康運動教室I・II」(50歳〜60歳対象)を実施、合計51名が受講した
(2)地域交流
- 地域交流プログラム
「星空観察会(春から夏の星座と惑星大集合)」を神戸市立森林植物園で行い115名の参加があった
- キッズスポーツクラブ
課外活動の学生とゼミ生との連携をとり748名の受講生を集めることができた。
「ものづくりフェスティバル2010」を実施、近隣の子どもとその保護者の入場者は172名
「キッズオープンキャンパス2010」を行い、約450名の入場者があった。
- 神戸市北区との連携プログラム
「歌舞伎体験教室」を行った
- 補完教育講座
昨年度に引き続き「保育園・幼稚園採用試験のためのピアノレッスン」「初心者のためのピアノレッスン」を開講した
(3)子育て支援
- ディリープログラム
月曜日〜金曜日 午前の部 9時45分〜12時15分(金曜日除く)、午後の部 13時〜15時30分
年間5,030名(親子)が参加した
- ウィークリープログラム
金曜日 10時30分〜12時
年間949名(親子)が参加した
- スペシャルプログラム
「わくわくクッキング」「パパクッキング」「ダウン症子育て支援講座」「すくすく絵本ライブラリー」等を年間669名(親子)が参加した
- 講演会
「新沢としひこ氏講演会」【第8回クリエイティブ保育講座(子ども教育研究所主催)と共催】を5月30日に開催し、400名を超える入場者があった
- 子育て支援センター開設3周年記念冊子を発行した
- 今年度は、昨年度と比較し入館者が増加している。その理由は、開館日数(通信教育部生のための特別開館)が増えたことによるものとみられる。貸出冊数、人数は昨年と同じく減少傾向にある。
- 複写は昨年同様、減少傾向にある。マルチメディア室のPCの利用は増加しており、資料の入手は、インターネットを活用し、それをPCでプリントアウトすることが主流となっている。
- 相互利用は、他館への依頼件数は微減、他館からの受付件数は5%減、機関リポジトリーやその他の公開されている電子化された資料の利用の増加が今後見込まれる。
- 図書館館内ツアーは、1年次生全員対象の「基礎演習」の1コマとして担当教員が行い、館内案内を館員が受け持った。図書館文献情報検索講座を4月〜6月に実施、大学院対象の有料データーベース講習会(7名)とゼミ対象の中級講座(5ゼミ45名)で合計52名が受講した。
- 情報処理教育センターの利用学生数は、昨年度比5%増(平均379名/日、最多590名/日)
- 資格対策講座は、昨年同様MCASの「Word」1講座と「Excel」2講座を実施
MCAS検定試験合格者は107名(合格率93%)
- 教育用システム更新
- 学生用メールシステムのクラウド化(Yahoo! Academic)
- 学内無線LANの更新と拡充(1〜6号館教室及び1号館研究室、図書館、学生会館、クラブハウス)
- 戦略的大学連携支援プログラム事業
基礎データ構築のため、学務システムを導入(9月末稼動)
教育研究センターは本学の教育研究の充実・発展とともに、関連機関と連携して社会の発展に資することを目的に開設し、次の5研究所からなる。
子ども教育研究所、人権教育研究所、福祉・障害児研究所、高等教育研究所、言語・文化研究所
平成22年度は計8回の講演会・シンポジウム・研修会を実施し、計1,039名が参加した。
(新型インフルエンザの影響を受けた昨年度と比べ、参加者は倍増している。)
- 「神戸親和女子大学研究論叢 第44号」
- 「大学院研究紀要」
- 「児童教育学研究 第30号」「教育専攻科紀要 第15号」合冊
- 「言語文化研究紀要」
- 「教育研究センター紀要」
- 「福祉臨床学科紀要」
- 出版助成による成果
「小1プログレム」 新保真紀子教授 著
「不安やストレスを下げ、自尊感情を高める心理学」 荒木紀幸教授 著
- 平成23年度の入試結果
(学部)
志願者数は延べ2,671名(昨年の1.90倍の増加)であった。入学者数は500名で定員の1.22倍という実績であった。学部別では、発達教育学部は入学者448名で、充足率は1.28倍となり全学科とも定員を充足した。文学部総合文化学科は定員60名に対して52名の入学者となった。
入試区分別に見ると、専願の推薦入試(指定校推薦等)の増加が顕著で、入学者で59名の増加を記録した。
(編入学)
15名の入学があり、1名増加した。
(大学院・教育専攻科)
大学院心理臨床学専攻は、志願者数14名、入学者は6名であった。
大学院教育学専攻は、志願者数14名、入学者は10名であった。
- 夏のオープンキャンパス
生徒の来場者数は1,234名で、保護者の680名と合わせて1,941名であった。生徒が214名、保護者等で159名の増加をみた。6月に新規実施したことと、9月の実施を8月下旬に前倒ししたことが、参加増につながったと考えられる。兵庫県からの参加は1,000名を超え、81.8%を記録した。強い地元志向が働いていることが感じ取れた結果であった。
- 平成24年度の入試改革
平成23年度の入試結果(推薦偏重傾向)を受け、平成24年度入試では、推薦出願の基準の引き上げや指定校の見直し等を中心とした入試改革案をとりまとめた。今年度の本学の入試の質的な向上を定着させることが、次年度の課題と考えている。
公立小学校教員(正規)採用試験合格者数は28名、公立保育士(正規)採用試験合格者数も13名で、いずれも昨年を上回っている。また、私立を含む幼稚園・保育園就職者数は、昨年とほぼ同数であり、教職・保育士への就職は順調である。
厚生労働省と文部科学省の共同調査による平成22年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」では、大学卒業予定者の内定率は過去最低の水準(平成23年2月1日現在)となっている。本学の平成22年度の全体の就職率も84.8%であった。(4月27日現在)
就職部では、ガイダンスや多くの行事、講座で学生の就職活動をサポートしているが、個人面談等きめの細かいサポートに特に力を注いでいる。
(金額単位:千円)
奨学金制度の種類等 |
対象人数(名) |
給付・貸与金額 |
一般学生を対象 |
授業料免除 |
9 |
4,650 |
貸与奨学金・臨時貸与奨学金
緊急貸与奨学金 |
15 |
(注1) 8,090 |
植田奨学金 |
1 |
750 |
学習奨励・スポーツ奨励
特別プログラム学習奨励 |
46 |
24,487 |
奨励奨学金、学長賞 |
26 |
(注2) 2,250 |
姉妹免除、沖縄奨学金 |
16 |
1,785 |
小計 |
- |
42,012 |
留学生を対象 |
所定の学習要件を充足した留学生に対する 授業料免除 給付奨学金 |
|
|
96 |
16,909 |
83 |
27,130 |
住宅補助金 |
13 |
2,335 |
小計 |
- |
46,374 |
合計 |
- |
88,386 |
(注1)平成23年3月31日現在の貸与残高は43,783千円
(注2)団体の対象はありません
- 定期健康診断
受験者数: 学生 1,839名、教職員 161名
受診率: 学生 97.5%、教職員 97.0%
- 学生相談
精神科校医、カウンセラー3名が心理相談に対応
学生相談室のPRを目的に、年3回のイベントを実施
学生相談室便りの発行
- 保健室における応急対応
年間利用者数 1,351名
- 教職員対象にインフルエンザ予防接種の集団接種実施
- 保健管理報告書の発行
文化・学術・ボランティア活動や大学祭など多岐にわたる自主的活動については、学生生活における自立性・社会性の育成、学生相互の啓発等、人格形成上の教育効果を期待して振興している。
課外活動団体競技では、ソフトボール部が西日本大会優勝、全日本大会ベスト8。バレーボール部が西日本大会ベスト8、全日本大会ベスト16に入るなど活躍した。また、サッカー部・テニス部・ソフトテニス部・バスケットボール部・ラクロス部等、関西リーグで活躍した団体も多数あった。
個人競技では、テニス部が各大会で好結果を出し、全日本学生シングルランキングでは最高5位に入り、全日本ダブルスランキングでは20位前後に入るなど活躍している。
大学祭実行委員会は、大学祭(親和祭)を神戸市北区主催の"北区フレッシュフェスタ"と合同開催し、地域イベントに貢献した。その活躍が評価され、2月には「こうべユース賞」を受賞した。
ゼミ単位で活躍しているオペレッタボランティア公演グループは、保育園・幼稚園・小学校を中心に公演を行い、高い評価を得ている。
- 入学者数及び科目等履修生在籍者数
平成22年度入学者数
|
4月入学 |
10月入学 |
児童教育学科 |
118 |
38 |
福祉臨床学科 |
104 |
34 |
計 |
222 |
72 |
科目等履修生在籍者数623人
(協定23大学478名、本学通学部90名、一般4月入学31名、10月入学24名)
- スクーリングの開講
期間:平成22年4月〜平成23年2月、開講科目数:120科目、受講者数:延べ4,827名
- 科目修了試験の実施
期間:平成22年4月〜平成23年1月、実施回数:12回、受験者数:延べ9,199名
|
2)親和女子高等学校・親和中学校
4月から、高等学校等就学支援金の支給が始まりました。これは急に決定されたものでありました。事務局では事務処理について事前によく研究し、加算支給制度や兵庫県の授業料軽減制度等もからんでくるにもかかわらず、申請書の作成に始まる諸手続きを、年4期に分けられた各期とも滞ることなくスムーズに進めていくことができました。
前年度のような新型インフルエンザの流行がなく、学級閉鎖の措置を一度もとることはありませんでした。大雨警報による臨時休校が1学期に2回ありましたが、年間を通しては、学校全体としてほぼ予定の教育活動を進めることができました。
ただ高校2年の韓国研修旅行の実施に関しては、平成22年3月下旬に韓国哨戒艦沈没事件がありましたので、その後の状況を見て、予定通り10月に行いました。
また、年度末の3月11日に東日本大震災が起こりました。それとの関係は不明でしたが、12日に長野県北部でも地震が発生しました。そのため3月13日からの高1スキー訓練を生徒の安全を期すため中止としました。
ところで、この震災後すぐに生徒から被災された人たちへ物資を届けたい、義援金の募金活動をしようという声が上がり、学校として東日本大震災義援金の募集活動をすることにしました。生徒・保護者への呼びかけと生徒有志によるJR六甲道駅前と阪急六甲駅前での街頭募金活動を行いました。
このような状況の中で実施できた主な教育活動とその成果は以下のとおりです。
(1)学力の充実強化
- 中学2・3年で英語週2時間、数学週1時間の習熟度別授業を実施した
- 高校1年で理系・文系、高校2年で理I 理II 文I 文II、高校3年で理I 理II 理III 文I 文II 文III のコース制を実施。志望校への受験に応じたコース選択を可能とした
- 生徒の進路希望に合わせ補習を実施した
(夏期・冬期・春期休業日、土曜日、放課後 計620時間)
- 基礎学力強化のための指名補習を実施した(主に定期考査後の放課後 計750時間)
- 外部の各種模擬試験・検定試験を実施した
(主に放課後、土曜日 高3 マーク模試、記述模試、センタープレテスト等、中1〜高2 実力考査)
日本英語検定協会 優秀団体賞(中学校)、奨励賞(高等学校)を受賞する。
- 数学 土曜 講習会を実施した(数学科・高2対象 年間20日 本校卒業生もサポーターとして参加)
(2)国際理解教育の充実
- オックスフォード大学英語・文化研修を実施した
8月5日〜18日 高校2年生 52名参加
- メルボルン短期交換ホームステイを実施した
派遣 7月24日〜8月13日 高校1年生 10名参加
オーストラリアの家庭生活を送り、MacLob校に通学
受入 11月19日〜12月9日 MacLob校生 10名参加
本校から留学した生徒10名の家庭が、MacLob校生を受け入れ
留学生が本校に通学
- 異文化体験旅行 隔年実施
8月24日〜28日 カンボジア・ベトナム実施 53名参加
- エール大学アカペラコンサート(中1・高1対象) 6月4日
(3)研修旅行の実施
- 高2研修旅行 韓国慶州・ソウル 10月12日〜16日 292名参加(事前に韓国語研修2回)
- 中3宿泊旅行 沖縄 10月13日〜16日 265名参加
- 中2宿泊旅行 岐阜・郡上高原 9月29日〜10月1日 252名参加
- 中1オリエンテーション合宿 グリーンピア三木 5月27日〜28日 252名参加
- 高1スキー訓練 3月13日から3泊4日の予定をしていたが、東日本大震災のため、取りやめ
(4)クラブ活動(文化クラブ20、体育クラブ10)
全校生の約55%が文化クラブ、約25%が体育クラブに所属し、中学生と高校生が一緒になって、クラブ活動に取り組んだ。以下は主な活動成果である。
器楽部 |
全国学校合奏コンクール兵庫県大会 優秀賞
近畿(地区)大会 優秀賞 |
ギター部 |
全日本高等学校ギター・マンドリン音楽振興会 優秀賞 30年連続出場表彰
(高校)第34回兵庫県高等学校ギター・マンドリンフェスティバル 連盟奨励賞 |
コーラス部 |
(中学)NHK合唱コンクール銀賞
兵庫県合唱コンクール銀賞
MBSこども音楽コンクール優秀賞
(高校)兵庫県合唱コンクール金賞 |
写真部 |
兵庫県高等学校総合文化祭写真部門 佳作 |
書道部 |
第11回「宇野雪村賞」全国書道展 学生の部 特別賞
兵庫県高等学校総合文化祭書道展 近畿総文推薦賞 特選
第19回国際高校生選抜書展団体 近畿地区 優秀校賞
兵庫県私学連合会書道展 特選
芦屋市書展 協会特別賞(3名) 奨励賞(4名) |
理化部 |
第27回高等学校中学校化学研究発表会奨励賞(3名) |
映画部 |
第5回高校生映画コンクール 優秀規定作品 |
卓球部 |
神戸市高等学校新人卓球大会 団体の部 第3位、個人の部ベスト8 ダブルス第3位 |
バドミントン部 |
兵庫県高等学校新人バドミントン選手権大会
個人の部 神戸地区大会 シングルス 優勝 準優勝 ダブルス 準優勝
神戸地区新人バドミントン選手権大会団体戦 優勝
神戸市バドミントン学年別大会 2年シングルス 優勝 1年シングルス 優勝 |
ハンドボール部 |
(中学)神戸市民大会ハンドボール競技大会 優勝
神戸市中学総合体育大会ハンドボール競技 優勝
神戸市民大会秋季大会 優勝
神戸市新人ハンドボール大会 優勝
(高校)神戸市東地区大会 優勝
神戸市中学校・高校選手権大会 高校 優勝 中学 優勝 |
水泳部 |
神戸市高等学校水泳部選抜チームに選出、オーストラリアに派遣(1名) |
(5)ボランティア
- ワークキャンプ(福祉体験学習)に参加した
7月22日〜24日 28名
- 介護講座を実施した(高齢者・弱視者の体験と介護体験) 中3 12月15日
- 東日本大震災の被災者支援募金活動
生徒が自主的に阪急六甲駅前とJR六甲道駅前で募金活動を行い、保護者・教職員からの募金とあわせて、3,287,989円を日本赤十字に委託した。
(6)公開学校行事の実施
- 文化祭(5月3日) 来校者数 約6,300名(内、小学生約650組1,600名)
- 体育祭(9月25日) 来校者数 約2,150名
- 音楽会(11月13日) 来校者数 約1,350名
(7)その他
- 中学2年対象マナー講座を2月7日に実施(講師:トータルマナー研究所所長 河本栄味子先生)
- 演劇鑑賞
(高1)劇団四季 ミュージカル「ウィキッド」(大阪四季劇場)(12月22日)
(中学)劇団民話芸術座『雨ふり小僧』(本校講堂)(2月10日)
- 歌舞伎鑑賞教室(高2)神戸市文化ホール(6月17日)
- 中学1年保護者対象思春期セミナーの実施(6月18日・10月29日・1月25日)
- 中学2年対象講演会「インターネットにまつわる犯罪」(7月8日)
- 高校1年対象 卒業生による職業紹介(10月12日)
- 平成21年度学校評価表をとりまとめた(4月30日教職員に配布)
- 教職員・保護者メール登録による連絡網システムの改善を図った
- 教職員対象の防犯対策講座を7月2日に実施
- 進路説明会を実施した。
高3 生徒・保護者対象進路説明会 (4月17日) センター説明会 (9月6日)
高2 進路説明会 (6月1日・12月16日)
- 10大学20名の講師を招いて「学びゲーション10」を実施した。
高2全員と高1高3の希望者 (7月16日)
- 平成23年度大学合格実績
|
学校名 |
合格者数 |
|
|
学校名 |
合格者数 |
国立大学 |
神戸大学 |
11 |
私立大学 |
関西学院大学 |
67 |
大阪大学 |
8 |
関西大学 |
51 |
京都工芸繊維大学 |
4 |
神戸女学院大学 |
51 |
大阪教育大学 |
3 |
甲南大学 |
47 |
横浜国立大学 |
2 |
同志社大学 |
34 |
奈良女子大学 |
2 |
近畿大学 |
33 |
徳島大学 |
2 |
立命館大学 |
30 |
その他 |
10 |
甲南女子大学 |
28 |
国立大学計 |
42 |
神戸親和女子大学 |
27 |
公立大学 |
兵庫県立大学 |
10 |
武庫川女子大学 |
27 |
大阪市立大学 |
6 |
京都女子大学 |
23 |
神戸市外国語大学 |
5 |
神戸学院大学 |
21 |
神戸市看護大学 |
3 |
同志社女子大学 |
18 |
大阪府立大学 |
2 |
神戸薬科大学 |
15 |
京都市立芸術大学 |
2 |
京都外国語大学 |
12 |
国際教養大学 |
1 |
兵庫医療大学 |
11 |
その他 |
4 |
大阪薬科大学 |
9 |
公立大学計 |
33 |
その他 |
163 |
国公立大学合計 |
75 |
私立大学等合計 |
667 |
- 新型インフルエンザ感染防止のための対策を実施した
- 中学1年生を対象に脊柱側わん症検診を実施した
- 健康管理、緊急時対応に役立てるための保健調査を実施した
- 中学生対象に学年ごとに講師(医師)を招き,性に関する講演会を実施した
中1: 2月1日、中2: 2月25日、中3: 2月19日
- 生徒健康診断を実施
4月21日〜22日、4月30日(高校:眼科)
5月13日(内科)、6月9日〜10日(耳鼻科)
- 中学3年でのデリバリー授業「性感染症予防」(2月3日)
- カウンセリング体制
ゆうルームにて、カウンセラー3名、相談員2名(神戸親和女子大大学院卒業生)が交替で常駐し、生徒・保護者との相談活動をおこなった。
生徒・教職員にとって利用する価値があり、利用しやすい図書館であることを最大の目標とした。
書籍購入では、教科関係の予算消化を促すとともに、図書館職員が選書を行う一般図書購入に
おいては、図書館教員と司書が随時会議を持って、良質でバランスのとれた図書購入・叢書形成を進めた。将来の蔵書10万冊体制を目指して、図書館内の有効スペースの確保にも努め、新しい書架も設置した。生徒の学習利用の促進にも留意しており、図書館利用の授業やHR活動では、書籍・資料の提案や確保で実績を積むことができた。
- 中学入試説明会を実施した
本校主催 |
塾対象 |
校内 1回 参加塾数 41塾 |
保護者対象 |
校内 9回 参加者数 計1000名 |
保護者対象 |
校外 2回 参加者数 計200名 |
外部団体 |
保護者対象 |
24箇所 参加者数 約1000名 |
- サマーオープンスクール2010を8月1日に実施した。
- 中学入試志願者状況
前期(1月15日)募集約250名 志願者275名 後期(1月16日)募集約20名 志願者253名
- 汲温会主催の茶道・華道教室を実施。(毎週水曜日 汲温会館茶室)
- 文化祭に参加、協力いただいた。(育友会バザー・汲温会バザー等) 5月3日
- 汲温会員の指導による茶道教室を実施。
(中学1年 6月〜3月・5回 汲温会館)
- メルボルン交換留学生に対し茶道教室を開催。(11月 汲温会館)
- 岸田純一教諭 バスケットボール協会奨励賞受賞(4月27日)
- 谷野成子教諭 毎日書道展会員賞受賞(7月5日)
- 善住芳枝教諭 亀高文子記念-赤艸社賞受賞(3月25日)
|
3)施設等の状況
所在地 |
施設等 |
面積等(u) |
取得価格(千円) |
帳簿価格(千円) |
神戸市北区 |
大学
校舎敷地・運動場等 |
35,038 |
1,190,626 |
1,190,626 |
校舎6棟 |
15,796 |
3,447,449 |
1,687,217 |
図書館 |
2,739 |
638,573 |
209,614 |
学生会館 |
3,780 |
824,545 |
505,672 |
体育館 |
1,811 |
196,635 |
102,064 |
クラブ部室 |
1,162 |
255,216 |
159,862 |
学生寮 |
1棟 |
233,193 |
129,136 |
神戸市灘区 |
高等学校・中学校
校舎敷地・運動場等 |
34,649 |
8,003,515 |
8,003,515 |
校舎 |
23,580 |
4,138,697 |
2,237,499 |
(注)神戸市灘区に高等学校・中学校校地の緩衝地 3,588u 簿価882百万円を所有しています
(1)主な施設の取得関係
- 神戸親和女子大学2号館及び体育館耐震改修工事と体育館空調設置工事
・事業内容:2号館及び体育館耐震補強改修と体育館空調設備設置
・工期:平成22年8月〜9月
・工事金額:52百万円
- 神戸親和女子大学2号館増改築工事
・事業規模:延べ面積 1,173u
・建物概要:鉄筋コンクリート造 地上3階(一部地下1階)
・工期:平成22年12月〜平成23年9月
・工事金額:336百万円 平成22年度建設仮勘定支出67百万円
- 神戸親和女子大学その他施設関係
1号館南インターロッキング舗装、構内ガス配管改修、グラウンド夜間照明設備設置、
テニスコート夜間照明設備設置 など
- 親和女子高等学校・親和中学校の施設関係
・冷暖房用熱源機器交換工事(平成22年10月8日〜11月12日) 51百万円
・汲温会館系統空調機器更新工事、運動場スピーカー設備改修工事 など
(2)主な施設の処分関係
- 神戸親和女子大学2号館耐震改修工事及び増改築工事に伴う除却処分 30百万円
|
4)対処すべき課題
親和学園10年構想5ヶ年計画に着手した1年を振り返ると、成果の挙がった事業があったものの実行計画段階において、時代と社会の変化に順応する時代感覚・スピード感と企画提案力が課題として残った事業もあります。
社会の評価の只中にある学校という認識に立ち、教育理念・目的及び教育課程の策定、人事計画、施設設備計画、広報計画そして財政計画、これらを一体的に捉え、改革の「志」を持って、ターゲット(目標・具体的施策・工程)を明確にして124年の伝統を基盤とする総合学園としてのブランディングを図ることが課題です。 【神戸親和女子大学】
交換留学生について、平成22年度は、東北師範大学(中国)から1名、ソウル女子大学(韓国)から3名、蘇州大学(中国)から1名の計5名を受け入れている。派遣留学生は平成21年度に1名あったが、今年度は、実績がなかった。平成23年度派遣留学・就職に対する教育目的の明確化、セミナーの開講及び派遣先教育機関との連携充実を図るなど対応していく。
学生数の増加に伴いパソコン1台当たりの学生数が増加するため、平成23年度は教室及び図書館のマルチメディア室のパソコン増設を行い、学生がパソコンを利用したいときにすぐに使えるように対応していく。
- 平成23年度の入試結果(推薦偏重傾向)を受け、平成24年度入試では、推薦出願の基準の引き上げや指定校の見直し等を中心とした入試改革を行い、今年度の本学の入試の質的な向上を定着させることが、平成23年度の課題と考えている。
- 講座の充実、就職ガイダンスの内容精査、個人面談の徹底を図り、就職率のさらなる向上をめざす。
- 正課の授業である課題解決型インターンシップ(フィールドスタディ)を充実させ、就職率のさらなる向上をめざす。
- 学生数、開講科目数の増加に伴い、教室の稼働率が高くなっている。新2号館の新築による新教室の設置等も含め、施設面、カリキュラム面から総合的に検討していく必要がある。
- 学内の環境面、安全面を総合的に検討し、耐震診断補強は従前からの計画に基づき実施していく。
また、学生会館の食堂、ラウンジ以外にも学生の厚生施設の充実を検討する。
- 効率的な、学生寮の運営及びスクールバスの運行を行う必要がある。
(学生寮については、寮費等の改正を行い、対応している。)
【親和女子高等学校・親和中学校】
- 本校に入学して充実した中高生活を送りたい志願者を増やすこと。
本校の教育の魅力を再確認し、外部へ発信していく。
- 保護者、生徒が学校教育に求めるものの一つとして、上級学校への進学に必要な確かな学力をつけることが挙げられます。
入学してくる生徒の力に応じ、一人ひとりにしっかりとした学力をつける学校のシステムを絶えず検証、改良して、難関国公立大学・私立大学への進学実績をあげていくこと。
- 平成23年度の高2の研修旅行について、早急に行き先・日程を決定し、短期間で準備を整え、年内に実施すること。
というのは、前年11月下旬に大延坪島砲撃事件が起き、北朝鮮と韓国との間の緊張が高まったため、12月に韓国に行くことを取り止めにしました。急遽、国内の東北方面での計画を立て準備を進めていましたが、東日本大震災が起こり、新たな計画も実施できない状況となっているためです。
|
|
|
3)その他
区分 |
銘柄 |
数量(口) |
貸借対照表上計上額(円) |
評価算定時価(円) |
計上科目 |
債券 |
ユーロ円建債券 |
2 |
77,000,000 |
72,850,000 |
有価証券 |
計 |
2 |
77,000,000 |
72,850,000 |
|
(注)契約証券会社による評価または算定した情報に基づいています。
借入先 |
借入金残高(円) |
利率(%) |
返済期限 |
資金使途 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
165,250,000 |
3.25 |
平成27年9月 |
校地拡充 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
477,500,000 |
3.0 |
平成32年9月 |
校地校舎改修等 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
247,500,000 |
3.0 |
平成33年9月 |
校舎建築 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
256,000,000 |
1.9 |
平成41年3月 |
校舎建築 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
61,000,000 |
1.9 |
平成42年9月 |
校舎建築 |
合 計 |
1,207,250,000 |
|
|
|
寄付金の種類 |
寄付者 |
金額(円) |
摘要 |
特別寄付金 |
育友会、卒業生 |
1,054,614 |
中高奨学奨励基金等へ繰入 |
一般寄付金 |
保護者、卒業生、教職員等 |
25,000 |
|
現物寄付金 |
卒業生、父母の会、教員等 |
5,225,575 |
|
補助金の種類 |
大学 |
高等学校 |
中学校 |
合計 |
国庫補助 |
私立大学経常費補助金 |
249,021 |
|
|
249,021 |
大学改革推進等補助金 |
24,300 |
|
|
24,300 |
私立学校施設整備費補助金 |
16,257 |
|
|
16,257 |
施設高機能整備費補助 |
|
5,654 |
4,977 |
10,631 |
計 |
289,578 |
5,654 |
4,977 |
300,209 |
地方公共団体補助 |
神戸市地域子育て支援拠点事業
「ひろば型」事業費補助金 |
4,822 |
|
|
4,822 |
結核予防費補助金 |
187 |
100 |
|
287 |
神戸市私学振興助成金 |
|
3,031 |
|
3,031 |
私立学校経常費補助金 |
|
244,092 |
180,720 |
424,812 |
私立学校経常費特別補助金 |
|
300 |
600 |
900 |
生徒授業料軽減補助金 |
|
5,600 |
300 |
5,900 |
計 |
5,009 |
253,124 |
181,620 |
439,754 |
その他 |
ガス導管劣化検査等支援補助金 |
849 |
|
|
849 |
研究連携コンソーシアム形成支援 |
100 |
|
|
100 |
兵庫県私立中・高等学校人権教育
推進費分配金 |
|
30 |
30 |
60 |
私学振興協会入学資金貸付金利子補給 |
|
1 |
|
1 |
計 |
949 |
30 |
30 |
1,009 |
|
合 計 |
295,537 |
258,808 |
186,627 |
740,973 |
属性 |
役員法人等の名称 |
資本金等
(千円) |
議決権の
所有割合(%) |
取引の内容 |
事業の内容又は職業 |
役員の近親者が支配している法人 |
(株)クリムゾンフットボールクラブ |
98,000 |
- |
協賛金等 |
サッカー及び他のスポーツ興行企画及び実施 |
(注)取引金額は、当法人との交渉によって決定している。
属性 |
役員名 |
取引の内容 |
理事 |
山根耕平 |
借入金および車両リースの連帯保証 |
(注)当法人の日本私立学校振興・共済事業団からの借入金1,207,250千円および未経過リース料3,830,190円に対して、当法人理事長山根耕平が連帯保証人になっている。なお、保証料の支払は行っていない。
6 学園創立120周年 校祖友國晴子先生記念奨学金 |
平成23年3月31日現在での給付累計額は600千円で給付枠残高は49,400千円です。 |
|
|
|