|
|
2012(平成24)年度決算
2.事業報告書
|
|
|
2.事業報告書 |
|
|
|
最新の予算・決算は
財務状況トップよりご覧下さい |
|
当事業年度における学校経営を取り巻く環境は、人口減少及び少子化社会の進展、不透明な経済状況、学生・生徒、保護者の教育サービスへの選択的意識の浸透等の流れの中、定員割れ学校の増加、大学進学率の頭打ち傾向、経営・財務体質の弱体化法人の拡大等、学生・生徒募集に係わる構造的な需給バランスの悪化が顕在化しつつあります。
本学園においても、学生・生徒確保が減少するという厳しい現実に直面しながら、教育内容の充実と教育環境の整備及び財務体質の改善に取り組みました。
神戸親和女子大学においては教員養成の高い評価と就職の好結果を踏まえ、更なる発展の力とするため初年次教育、共通教育、専門教育、大学院教育を見直すとともに、特に、「親和力」の仕上げとしてのキャリア教育の充実を図りました。
就職実績は、福祉臨床学科の100%をはじめ、保育士と幼稚園・小学校教員の実績のよい児童教育学科、まだ完成年度2年目のジュニアスポーツ教育学科、そして、心理学科、総合文化学科も健闘し、就職率は全体で95%を超える状況です。
親和女子高等学校・親和中学校においては、六年一貫教育としての教科指導、生活指導、さらに、課外活動等における教員の指導力と教育内容の充実に加え、近未来の本校の方向性を視野に入れた教育プログラム改革推進に精力的に取り組み、その具体化を進めております。
親和女子高等学校の進学実績は京都大学、大阪大学、神戸大学、兵庫県立大学など国公立大学71名、私立大学は関関同立233名を含め636名で、また、医学部医学科など理系進学者が多い本校の特長も活かされています。
当年は学園全体として創立125周年にあたり、各設置学校横断的広報活動の一環として記念事業を実施、多くの方々にご参加いただくとともに、各方面から関係者のご支援とご協力をいただきました。
このように、教育の充実に努め、併せて財務体質の強化に軸足を置いて事業を進めましたが、高等学校・中学校の生徒確保はますます厳しい状況にあり、大学においては、学生数に適う教育環境の整備拡充という課題があります。
激変する社会に対応して学園の中長期目標を実現するため、現実を直視し、改革に取り組む共通認識として、「親和学園改革130プロジェクト」を当事業年度の後期に立ち上げました。
平成25年度を初年度として、学園創立130周年を節目とした達成を目途に、このプロジェクトのビジョンを教職員一人ひとりが共有し、本学園の優位性確立と持続的発展に取り組んでまいります。
|
|
建学の理念 |
広い世界観と社会的行動力を持つ新しい女性の育成 |
校訓 |
・誠実を旨とし、言行に表裏なからむことを期すべし
・堅忍不抜の精神を持し、以て婦人の天職を尽くすべし
・温和従順の徳を本とし、忠恕の道を完うすべし |
校章の由来 |
校訓の
「誠実」を表すものとして中心に鏡 を象し
「堅忍不抜」を表すものとして縁辺に菊 を
「温和」を象徴する葵 を縁辺に置いた |
○神戸親和女子大学の教育目標
(1) 大学設立目的
本学は、社会の発展方向を広く視野におき、学芸に関する多様な教育研究を通して豊かな教養を培い、専攻に係る学識を深めることによって、総合的判断力をもち主体的に社会に対応できる人間を育成することを目的とする。
(2) 学部・学科の目的
学部・学科 |
学科の目的 |
文学部 |
総合文化学科 |
日本語運用能力・英語コミュニケーション能力を高め、異文化間の双方向的な交流・活動を行うことができる人材を育成する。 |
発達教育学部 |
児童教育学科 |
子どもの教育と発達に関する専門的知識と技能をもった実践力のある人材を育成する。 |
心理学科 |
多様な現代社会において、心理学の専門知識に基づき、自己及び人々の心の健康と生産的な人間関係の構築に貢献できる人材を育成する。 |
福祉臨床学科 |
社会福祉に関する専門知識と技能をもった人材、とりわけ、人々と共生の福祉の心をもった人材を育成する。 |
ジュニアスポーツ教育学科 |
子どもの抱える発達と教育の諸問題に対応できる専門知識と技能を有し、学校や地域社会においてスポーツ教育を担う人材を育成する。 |
教育専攻科 |
教育学専攻 |
学部における教育・研究の特色を生かしながら、さらに精深な知識を獲得し、かつ専門的研究を深める。 |
大学院 |
心理臨床学専攻 |
臨床心理学及びその基礎となる心理学分野での専門的研究を深めることを通して、心の発達を支え、心のケアを必要としている人々を支援する高度専門的職業人を養成する。 |
教育学専攻 |
教育に関する深く広い知見を培うとともに、教育現場において指導的役割を担う高度な専門的知識、課題解決能力と実践力をもった人材を育成する。 |
○親和女子高等学校・親和中学校の教育目標
本校はその創立以来、新しい時代にふさわしい教養ある自立した女性の育成を目指し125年を経て現在に至る。
女性の社会進出が著しい今日にあってもなお、女性のおかれた社会状況は厳しく、また、社会構造や生活様式の急速な変化に伴い、家庭・地域の教育力の低下が進むなかで、女性に求められる役割はますます重要性を増している。学力のみにととまらず、コミュニケーション能力、忍耐力、公共心などを備えた人間的な総合力の育成が急務である。
本校は、そのような時代の求めに応じ、女性として豊かな人間形成に主眼を置く全人教育を推進することにより、次のような女性の育成をめざす。
○良識を持ち、さまざまな場面で自らの役割りを理解し、責任を全うすることができる女性
○広い世界観と積極的な行動力を持ち、社会に貢献できる女性
(平成24年5月1日現在)
学校区分 |
学部 |
学科・専攻 |
設置認可年月日 |
設置年月日 |
神戸親和
女子大学 |
文学部 |
総合文化学科 |
平成14年5月29日 |
平成15年4月1日 |
発達教育学部 |
児童教育学科 |
平成16年11月17日
(届出受理) |
平成17年4月1日 |
心理学科 |
福祉臨床学科 |
ジュニアスポーツ教育学科 |
平成19年6月25日
(届出受理) |
平成20年4月1日 |
通信教育部 児童教育学科 |
平成18年1月31日 |
平成18年4月1日 |
通信教育部 福祉臨床学科 |
教育専攻科 |
教育学専攻 |
平成5年12月14日
(届出受理) |
平成6年4月1日 |
大学院
文学研究科 |
心理臨床学専攻 |
平成13年12月20日 |
平成14年4月1日 |
教育学専攻 |
学校区分 |
課程名 |
学科 |
設置認可年月日 |
創設年月日 |
親和女子
高等学校 |
全日制課程 |
普通科 |
(新制)
昭和23年7月21日 |
(私立親和女学校)
明治20年10月5日 |
学校区分 |
課程名 |
学科 |
設置認可年月日 |
創設年月日 |
親和中学校 |
― |
― |
昭和22年4月1日 |
昭和22年4月1日 |
4 設置する学校・学部等の入学定員、収容定員、在籍学生・生徒数 (平成24年5月1日現在) |
○神戸親和女子大学
(単位:人)
学部等 |
入学定員 |
入学者数 |
収容定員 |
在籍学生数 |
文学部 |
60 |
54 |
240 |
251 |
発達教育学部 |
355 |
413 |
1,415 |
1,695 |
教育専攻科 |
15 |
2 |
15 |
2 |
大学院文学研究科 |
35 |
19 |
70 |
52 |
計 |
465 |
488 |
1,740 |
2,000 |
発達教育学部
(通信教育部) |
入学 |
300 |
45 |
1,200 |
313 |
編入学 |
600 |
142 |
1,200 |
504 |
(注)通信教育部の入学者数には、平成23年10月入学生(入学24名、編入学62名)を含む
○親和女子高等学校・親和中学校
(単位:人)
課程・学科 |
入学定員 |
入学者数 |
収容定員 |
在籍学生数 |
中学校 |
270 |
230 |
960 |
749 |
高等学校 全日制課程 普通科 |
― |
250 |
960 |
803 |
計 |
― |
480 |
1,920 |
1,552 |
(注1)入学定員は募集人員を示す (注2)収容定員は学則定員基準
○神戸親和女子大学
(単位:人)
学部等 |
入学者数 |
入学定員 |
摘要 |
文学部 |
62 |
60 |
|
発達教育学部 |
469 |
355 |
3年次編入生(6名)除く |
大学院文学研究科 |
18 |
35 |
|
計 |
549 |
450 |
|
発達教育学部
(通信教育部) |
入学 |
31 |
300 |
4月入学生の募集は4月30日迄行っているため、最終確定は5月下旬になる。 |
編入学 |
68 |
600 |
(注)教育専攻科は平成25年度より募集停止
○親和女子高等学校
(単位:人)
課程・学科 |
入学者数 |
入学定員 |
摘要 |
全日制課程 普通科 |
246 |
320 |
中学時の募集人員は270名 |
(注)入学定員は学則定員基準
○親和中学校
(単位:人)
課程・学科 |
入学者数 |
入学定員 |
摘要 |
― |
188 |
320 |
募集人員は270名 |
(注)入学定員は学則定員基準
6 役員・評議員に関すること (平成25年5月21日現在) |
理 事 |
定員 |
現員 |
氏名 |
理事長 |
1名 |
1名 |
山根 耕平 |
常務理事 |
1名 |
1名 |
小川 雄三 |
神戸親和女子大学長 |
1名 |
1名 |
三木 四郎 |
親和女子高等学校長 |
1名 |
1名 |
向田 茂 |
評議員会選任 |
6名 |
6名 |
中藤 広、横家 恭介、山本 裕之
松井 淳、米津 佳子、大利 慶子 |
理事会選任学識経験者 |
4名 |
4名 |
鞍本 昌男、寺尾 滋明、
村元 四郎、大迫 弘和 |
総 数 |
14名 |
14名 |
|
評議員 |
定員 |
現員 |
氏名 |
神戸親和女子大学長 |
1名 |
1名 |
三木 四郎 |
親和女子高等学校長 |
1名 |
1名 |
向田 茂 |
理事会推薦教職員で
評議員会選任 |
17名 |
17名 |
山根 耕平、中藤 広、池田 秀史、
m尾 哲哉、柴田 茂、毛利 淳一、
山本 裕之、多鹿 秀継、横家 恭介、
松井 淳、河合 修、楠井 実、
森崎 秀和、田村 薫、小田 和子、
丸山 治正、横谷 賢 |
設置学校卒業生で
理事会選任 |
10名 |
10名 |
米津 佳子、大塚 恵子、日下 裕子、
有本 三春、野田 暢子、大利 慶子、
志田 千恵、中西 直子、並河 京子、
宮本 佳世子 |
理事会選任学識経験者 |
10名 |
10名 |
小川 雄三、鞍本 昌男、寺尾 滋明、
村元 四郎、大迫 弘和、伊良子 序、
岩崎 拓治、釜本 貞男、国広 輝代、
村上 博子 |
総 数 |
39名 |
39名 |
|
7 教職員数等に関すること (平成24年5月1日現在) |
(単位:人)
区分 |
神戸親和女子大学 |
親和女子高等学校 |
親和中学校 |
法人事務局 |
合計 |
教 員 |
本 務 |
77 |
38 |
32 |
- |
147 |
兼 務 |
216 |
14 |
18 |
- |
248 |
計 |
293 |
52 |
50 |
- |
395 |
職 員 |
本 務 |
82 |
10 |
5 |
5 |
102 |
兼 務 |
32 |
9 |
2 |
0 |
43 |
計 |
114 |
19 |
7 |
5 |
145 |
年 月 日 |
学校法人・学校・学部・学科等の変遷 |
【1887年〜1899年】 |
1887(明治20)年 |
10月5日 |
佐々木祐誓を中心に神戸市内元町善照寺内に私立親和女学校創立 |
1892(明治25)年 |
11月2日 |
友國晴子独力にて校名だけを継承して、神戸市下山手通6丁目に民家一戸を借り、自ら校長兼教員として学校経営に尽力 |
1895(明治28)年 |
11月 |
神戸市下山手通7丁目に校舎竣工 |
1899(明治32)年 |
8月3日 |
親和女学校認可 |
【1900年〜1959年】 |
1908(明治41)年 |
2月26日 |
私立親和高等女学校設立認可 |
9月12日 |
学則・校章制定、校訓改定 |
1910(明治43)年 |
7月6日 |
財団法人親和高等女学校を設立 |
1917(大正6) 年 |
5月 |
親和高等女学校 校歌を制定 |
1925(大正14)年 |
10月26日 |
校祖友國晴子逝去(68歳) |
1937(昭和12)年 |
10月25日 |
親和学園創立50周年記念式典挙行 |
1947(昭和22)年 |
4月1日 |
学制改革により、新制親和中学校を併置 |
1948(昭和23)年 |
7月21日 |
親和女子高等学校設置認可 |
1951(昭和26)年 |
2月23日 |
私立学校法による組織変更が認可され、学校法人親和学園と改称 |
【1960年〜1999年】 |
1966(昭和41)年 |
4月1日 |
親和女子大学 (文学部=国文学科、英文学科)開学 |
1972(昭和47)年 |
4月1日 |
大学 文学部「児童教育学科」開設 |
1977(昭和52)年 |
4月10日 |
大学 附属図書館竣工 |
1987(昭和62)年 |
10月25日 |
親和学園創立100周年記念式典挙行 |
1987(昭和62)年 |
11月22日 |
大学 学生会館竣工 |
1989(平成元)年 |
3月29日 |
親和女子高等学校、親和中学校、法人本部が六甲(神戸市灘区)へ移転(神戸市中央区下山手通から) |
1994(平成 6)年 |
4月1日 |
大学名を神戸親和女子大学に改称、「教育専攻科」設置 |
1995(平成 7)年 |
1月17日 |
阪神・淡路大震災発生 中学棟被災し使用不能となる |
1997(平成 9)年 |
4月5日 |
中学棟、新運動場竣工 |
【2000年〜】 |
2000(平成12)年 |
11月27日 |
大学 厚生省「保育士を養成する学校その他の施設」の指定
(児童教育学科) |
2002(平成14)年 |
4月1日 |
大学院文学研究科(修士課程「心理臨床学専攻」「教育学専攻」)開設 |
2003(平成15)年 |
4月1日 |
大学 文学部「総合文化学科」「心理臨床学科」「福祉臨床学科」開設 |
2004(平成16)年 |
4月1日 |
大学 教育研究センターを開設 |
2005(平成17)年 |
4月1日 |
大学 発達教育学部(「児童教育学科」「心理臨床学科」「福祉臨床学科」)の開設 |
2006(平成18)年 |
4月1日 |
大学 通信教育部(発達教育学部「児童教育学科」「福祉臨床学科」)開設 |
2007(平成19)年 |
7月1日 |
大学 三宮サテライトキャンパス「センタープラザ教室」開設 |
10月20日 |
学園 親和女子高等学校・親和中学校創立120周年記念式典挙行 |
2008(平成20)年 |
3月12日 |
大学 神戸市北区と地域連携協定を締結 |
4月1日 |
大学 発達教育学部(「ジュニアスポーツ教育学科」)を開設 |
4月1日 |
大学 「子育て支援センター」新設 |
2009(平成21)年 |
7月24日 |
法人 常任理事会を設置 |
9月20日 |
大学 6号館(スポーツ教育健康センター)竣工 |
2011(平成23)年 |
9月20日 |
大学 新2号館竣工 |
2012(平成24)年 |
11月9日 |
学園 創立125周年記念講演会開催 |
2013(平成25)年 |
4月1日 |
大学 「教育専攻科」を廃止 |
|
|
1)神戸親和女子大学
- 学習環境の向上【普通教室マルチメディア及び理科実験室の整備(2年計画1年目)】
- 履修カルテのWeb登録
- カリキュラム等の見直し(学科科目・再試験制度)
- 教職実践演習の検討・準備
- 教員免許状更新講習の実施
- 大学院における教員養成システムの検討
(1)海外の大学、他教育機関との交流
- 東北師範大学(中国)から1名、ソウル女子大学(韓国)から3名、蘇州大学(中国)から1名の計5名の交換留学生を受入れ。
- 6月23日(土)、エリザベス・モーレイ氏(カナダ トロント大学附属ICS校長)による講演と、キャロル・スティーブンソン氏(カナダ トロント大学附属ICS幼稚園 教諭)、 カルメラ・ブルーノ氏(イタリア マリア・コンソラトリーチェ幼稚園長、レジーナ・ムンディ幼稚園長)、 小林葉子氏(本学児童教育学科卒業めばえのにわ保育園長)によるパネルディスカッションが行われた。テーマは「私たちのめざす特色ある園づくり〜カナダ・イタリア・日本の幼児教育の取り組みから〜」
(2)海外研修・留学
- 海外研修9種 学部生87名参加
海外英語研修(1名)、海外英語・文化研修(4名)、特別派遣留学(3名)、海外日本語教育実習(10名)、
海外教育実地研究(13名)、海外芸術・教育研修(33名)、韓国文化研修(10名)、海外福祉研修(6名)、
海外スポーツ教育・文化研修(7名)
- 海外研修・留学助成
海外研修助成金(3万円)を上記研修参加者に支給。
神戸親和女子大学・すずらん会海外研修臨時貸与奨学金を7名に貸与。
- 海外プログラム3種 学部生39名参加
上海サマー英語プログラム(5名)、秋の韓国小学校訪問(20名)、真冬の真夏パースプログラム(14名)
- 海外研修報告書を発行
(3)外国人留学生
- 新入学の留学生に学生生活指導実施(4月)
- 交換留学生歓迎会実施(9月)
- 大学コンソーシアムひょうご神戸留学生イベント参加(8名)
(1)公開講座
- 鈴蘭台キャンパスで文化教養系を9講座、健康スポーツ系6講座、ジュニアスポーツ系4講座、三宮サテライトキャンパス・センタープラザ教室で文化教養系を3講座、学外で文化教養系を1講座開講した。
- 心理系講座として、「楽しむ心理学講座」、「音楽療法講座(初級編・中級編)」、「アートセラピーの体験と応用」を開講した。
- 保育専門職のための赤ちゃん学講座を三宮サテライトキャンパスセンタープラザ教室で開講。
一般58名、学生39名、合計97名が受講した。
- 「6号館 スポーツ教育健康センター」を利用した講座「健康運動教室I・II」(50歳〜60歳対象)を開講。
合計27名が受講した。
(2)地域交流
- 地域交流プログラム
「キッズオープンキャンパス2012」を行い、約650名の入場者があった。400名近くの学生ボランティアが参加し、1,000人規模のイベントになった。
「ものづくりフェスティバル2012」を行い、近隣の子どもとその保護者約300名の参加があった。
「星空観察会(春・秋)」を本学グラウンドで実施。約60組の参加があった。
- KSスポーツクラブ
KIDSスポーツ教室では、各クラブ生が小・中学生または高校生を対象に、スポーツ指導を通じて交流を深めた。
- 神戸市北区との連携プログラム
「歌舞伎体験教室」を開講した。
- 神戸市北区との協力プログラム
「きたきたまつり」・「北区一斉クリーンキャンペーン」・「きてきてカーニバル」・「共同募金・街頭募金活動」・「小学生ふれあいドッヂボール大会」・「ふれあいソフトボール大会」・「ふれあい綱引き大会」に協力した。
- 補完教育講座
昨年度に引き続き、ピアノの技術向上、また、教育・保育実習対策や採用試験対策として、補完講座「ピアノレッスン」を開講した。
(3)学生ボランティア
- ボランティア登録数1,047名、ボランティア活動者数(のべ数)2,483名であった。
- 主なボランティア活動先
神戸市北区「きたきたまつり」、淡河八幡神社「村祭り・子どもみこしまつり」、森林植物園「とんどまつり」、六條八幡宮「福娘厄除け祭」、「中里町・惣山町夏まつり」、「エンジョイ!OJK」、「神戸ルミナリエ」、「コーラス部、箏曲部ボランティア公演」 ほか。
(4)子育て支援センター『すくすく』
- ディリープログラム
午前の部 9時45分〜12時15分(月曜日〜木曜日)
午後の部 13時 〜15時30分(月曜日〜金曜日)
に、年間4,520名(のべ数)の親子が参加。学生ボランティアは、428名が活動を行った。
- ウィークリープログラム
10時30分〜12時(金曜日)に、年間1,147名(のべ数)の親子が参加。学生ボランティアは、512名が活動を行った。
- スペシャルプログラム
「わくわくクッキング」、「わくわくパパクッキング」、「すくすくワーキング」、「すくすくDEパパとあそぼう」、「すくすく絵本ライブラリー」、「ダウン症児子育て支援講座」等に、年間913名(のべ数)の親子が参加した。
「ダウン症児子育て支援講座」は同じ障害のある子どもの家族が集う場としても重要な役割を果たしており、その10年間の社会貢献活動の成果が認められ、2012「学生ボランティア団体支援」助成を受けた。
- 講演会
子育て支援センター『すくすく』開設5周年記念「新沢としひこ氏講演会」を6月3日(日)に開催し、300名を超える入場者があった。
- 平成24年10月、図書館システムリニューアルを行った。図書館システム機能、性能の向上により業務の効率化と利用者向けサービス向上を図った。
- 図書館資料の複写は今年度は増加。マルチメディア室は、夜間開館時も利用者多く、資料の入手は、インターネットを活用し、それをPCでプリントアウトすることが主流となっている。
- 相互利用は、他館への依頼件数は昨年度の26%減、他館からの受付件数は昨年度の6%減。
機関リポジトリーやその他の公開されている電子化された資料の利用が増加しているためと思われる。
- 図書館館内ツアーについては、1回生全員対象の「基礎演習」の1コマとして担当教員が行い、館内案内を館員が受け持った。図書館文献情報検索講座を4月〜12月に実施、大学院対象の有料データーベース講習会(8名)、ゼミ対象の中級講座(12ゼミ117名)、合計125名が受講した。
(1)情報処理教育センターの利用学生数は、昨年度の5%増(平均379名/日、最多590名/日)
(2)'資格対策講座は、MCAS「Word」2講座と「Excel」2講座、P検定準2級1講座を実施。
- MCAS検定試験合格者:143名(合格率97%)、P検定合格者:14名(合格率73.7%)
(3)教育環境の改善
- 学生向けソーシャルメディアガイドラインの策定
- 本年度は、機器更新等なし。
(4)大学間連携共同教育推進事業(教員養成高度化)
- 遠隔講義システム導入(連携大学間)
- eポートフォリオ導入(兵庫教育大学大学院)
(5)事務環境整備
- システム導入支援
- 学園人事システム
- 通信教育システム
- 図書館システム
教育研究センターは本学の教育研究の充実・発展とともに、関連機関と連携して社会の発展に資することを目的に開設し、子ども教育研究所、人権教育研究所、福祉・障害児教育研究所、高等教育研究所、言語・文化研究所の5研究所からなる。
平成24年度は、これらの研究所で講演会・シンポジウム・研修会等を開催し、約650名が参加している。内訳は以下の通りである。
- 子ども教育研究所は、1シンポジウムを実施し、200名が参加した。
また、自閉症児の療育教室を実施し、毎月2回3組の親子を迎えた。
- 人権教育研究所は、学内向けに1回の講演会を開催し、計111名が参加した。
- 福祉・障害児教育研究所は、1回の講演会を開催し、計160名が参加した。
- 高等教育研究所は、学科別にカリキュラムマップの作成について研修会をもちその進捗状況を発表する場としてFD研修会行ない、54名が参加した。
- 言語・文化研究所は、講演会・シンポジウムを開催し、115名が参加した。
- 「神戸親和女子大学 研究論叢 第46号」
- 「神戸親和女子大学大学院研究紀要 第9号」
- 「児童教育学研究 第32号」「教育専攻科紀要 第17号」合冊
- 「言語文化研究 第7号」
- 「教育研究センター紀要 第8号」
- 「福祉臨床学科 第10号」
(1)平成25年度の入試結果
- 学部入試では志願者数はのべ志願者で2,058名と、昨年度から56名増加した。
入学者数は531名で、定員充足率は1.28倍であった。全学科で定員を充足した。
- 入試別に見ると、専願の推薦入試と一般・センター利用入試の志望状況が好調である。
平成25年度大学入試センター試験の難化により、本学の2月、3月入試の出願が好調、センター利用入試の合格者の手続率が向上した。
- 大学院入試では、心理臨床学専攻で入試回数を1回増やしたことで志願者は4名増加したが、入学者は8名と2名の増加にとどまった。教育学専攻は、志願者の減少が響き、入学者も2名減少し10名となった。
(2) オープンキャンパス
生徒の来場者数は、1,517名で、保護者の692名をあわせると2,209名で前年度から49名の増加を見た。学生広報スタッフ(Shinwamily*)を前面に起用したプログラム(大学紹介、キャンパスツアー、相談コーナー等)は高校生からの評価も高く、この方向性を強化していきたい。兵庫県からの参加が79%を占める状況下で、香川(坂出)からのバスツアー企画を展開した。20名近くの参加があり、出願も増加した。岡山やその他地区からの動員強化策としてさらに検討していきたい。
- 公立小学校教員・中学校(社会)教員(正規)採用試験合格者数は33名、公立幼稚園教諭・保育士は7名であった。また、私立を含む幼稚園の就職者数は55名、保育園は43名となっており、希望する学生は100%就職先が決定した。
- 厚生労働省と文部科学省の共同調査による平成24年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」では、大学卒業予定者の内定率は昨年度より上昇(平成25年2月1日現在)している。本学の平成24年度の全体の就職率は95%であった
。
- 就職部では、ガイダンスや多くの行事、講座で学生の就職活動をサポートしているが、個人面談等、きめの細かいサポートに特に力を注いでいる。
(金額単位:千円)
奨学金制度の種類等 |
対象人数 |
給付・貸与金額 |
一般学生を対象 |
授業料免除 |
6 |
3,975 |
貸与奨学金・臨時貸与奨学金
福祉特別貸与奨学金 |
7 |
(注1) 4,105 |
植田奨学金 |
0 |
0 |
学習奨励・スポーツ奨励
特別プログラム学習奨励 |
45 |
24,790 |
奨励奨学金、学長賞 |
30 |
2,450 |
姉妹免除、沖縄奨学金 |
13 |
1,630 |
小計 |
101 |
36,950 |
留学生を対象 |
所定の学習要件を充足した留学生に対する
授業料免除
給付奨学金 |
62 |
8,730 |
59 |
15,090 |
住宅補助金 |
4 |
760 |
小計 |
125 |
24,580 |
合計 |
226 |
61,530 |
(注1)平成25年3月31日現在の貸与残高は37,429千円
(1)定期健康診断
- 受診者数 学生 1,957名 教職員 173名
- 受診率 学生 98.2% 教職員 95.1%
(2)学生相談
- 精神科校医、カウンセラー4名が心理相談に対応
- 学生相談室のピーアールを目的に、年3回(5月・11月・12月)イベントの実施
- 学生相談室便りの発行
- 教職員向け講演会の実施
(3)保健室における応急対応
(4)教職員対象にインフルエンザ予防接種の集団接種実施
- 文化・学術・体育・ボランティア活動や大学祭など多岐にわたる自主的活動については、学生生活における自立性・社会性の育成、学生相互の啓発等、人格形成上の教育効果を期待して振興している。
- 課外活動団体競技では、バレーボール部が国民体育大会に兵庫県代表チームとして初出場の活躍。テニス部が関西リーグで1部に昇格し、ソフトボール部・サッカー部・バレーボール部とともに関西リーグでの活躍も目立った。その他、バスケットボール部・ソフトテニス部などの活躍もあった。
- ボランティアでは、神戸市長田区にある長田識字教室に2007年度から人権教育ゼミに所属する学生たちを中心に引き継がれ、学習者さん(主に高齢者)に文字をマンツーマンで教えるほか、行事のお手伝いなどを行い、のべ100名を超す学生が関わっている。
- 音楽ゼミで活動しているオペレッタボランティア公演グループは、保育園・幼稚園・小学校等を中心に出張公演を行い、高い評価を得ている。今年は、東日本大震災の復興支援ボランティア公演として、東北(宮城県)の塩竈市でも公演を行い、社会貢献活動を行っている。また、今年度、兵庫県アンサンブルフェスティバルにおいて「兵庫県教育委員会賞」を受賞している。
(1)入学者数及び科目等履修生在籍者数
- 平成24年度入学者数
|
4月入学 |
10月入学 |
児童教育学科 |
96 |
29 |
福祉臨床学科 |
53 |
29 |
計 |
149 |
58 |
- 科目等履修生在籍者数 746人
(協定26大学522名、本学通学部128名、一般4月入学70名、10月入学26名)
(2)スクーリングの開講
- 期間 平成24年4月〜平成25年2月、開講科目数135科目、受講者数 延べ4,354名
(3)科目修了試験の実施
- 期間 平成24年4月〜平成25年2月、実施回数12回、受験者数 延べ9,933名
|
2)親和女子高等学校・親和中学校
(1)学力の充実強化
- 中学校で英語・数学の習熟度別授業を実施した。
- 高校1年で理系・文系、高校2年で理T理U文T文U、高校3年で理T理U理V文T文U文Vのコース制を実施した。
- 生徒の進路希望に合わせて補習を実施した。
(夏期・冬期・春期休業日、土曜日、放課後)
- 基礎学力強化のための指名補習を実施した。(主に定期考査後の放課後)
- 外部の各種模擬試験を実施した。
(主に放課後、土曜日 高3 マーク模試、記述模試、センタープレテスト等、中1〜高2 実力考査)
- 土曜学習会を実施した。(数学 本校卒業生もサポーターとして参加。英語は2学期より実施。)
(2)国際理解教育の充実
- オックスフォード大学英語・文化研修を実施した。
8月4日〜17日 高校2年生 46名参加
- メルボルン短期交換ホームステイを実施した。
派遣 7月28日〜8月17日 高校1年生 9名参加
オーストラリアの家庭生活を送り、MacLob校に通学
受入 11月26日〜12月10日 MacLob校生9名参加
本校から留学した生徒9名の家庭がMacLob校生を受け入れ、留学生が本校に通学
- 異文化体験旅行 8月24日〜28日実施
モンゴルへ。参加人数92名。
(3)研修旅行の実施
- 高2研修旅行 北海道方面 4泊5日 10月2日〜10月6日 252名参加
- 中3宿泊旅行 沖縄方面 3泊4日 10月13日〜10月16日 253名参加
- 中2宿泊旅行 岐阜方面 2泊3日 9月26日〜9月28日 263名参加
- 中1オリエンテーション合宿 グリーンピア三木 1泊2日 5月24日〜25日
- 高1スキー訓練 信州志賀高原 一ノ瀬スキー場 3月10日〜13日
(4)クラブ活動(文化クラブ20、体育クラブ10)
全校生の約55%が文化クラブ、約25%が体育クラブに所属し、中学生と高校生が一緒になって、クラブ活動に取り組んだ。以下は主な活動成果である。
E.S.S. |
阪神E.S.Sユニオン主催 シナリオリーディングコンテスト4位 |
映画部 |
映画甲子園2012 自由作品 入選 |
演劇部 |
兵庫県高等学校総合文化祭演劇部門発表会「CHANGE!!!!!!!」 優良賞 |
ギター部 |
第42回全国高校ギター・マンドリンフェスティバル 優秀賞、大阪市長賞 |
コーラス部 |
(高校) 兵庫県合唱コンクール 銀賞
(中学) 兵庫県合唱コンクール 銀賞
MBSこども音楽コンクール西日本大会 優良賞 |
写真部 |
第36回兵庫県高等学校総合文化祭 秋期写真コンテスト 入選
兵庫県インターハイスクールカップフォトコンテスト2013 特選 |
書道部 |
第21回国際高校生選抜書展 近畿地区優秀賞
第47回高野山競書大会 審査委員長賞、特選
第11回岐阜女子大学全国書道展 大学賞、奨励賞
松蔭女子学院創立120周年記念書道展 入選
第28回みなぎの書道展 兵庫県芸術文化協会賞、兵庫県立吉川高等学校長賞、入選 |
美術部 |
第52回兵庫県私学連合美術展 奨励賞
第85回兵庫県小・中・高 絵画展 入選 |
放送部 |
第59回NHK全国放送コンテスト入選
第36回兵庫県高等学校総合文化祭 放送部門予選 入選 |
理化部 |
第29回高等学校・中学校化学研究発表会 奨励賞 |
水泳部 |
神戸市中学総体水泳競技 200m平泳ぎ1位
100m平泳ぎ2位
神戸市中学水泳競技大会 女子総合優勝
兵庫県中学新人水泳競技 200m1位 |
ソフトテニス部 |
神戸市総合体育大会 団体戦 3位
神戸市総合体育大会団体 優勝 |
卓球部 |
(中学)神戸市民大会 団体 ベスト8 |
バドミントン部 |
(高校) 兵庫県総合体育大会団体 ベスト4
団体 準優勝 ダブルス 準優勝 シングル 優勝
兵庫県新人戦 団体 準優勝 |
ハンドボール部 |
(高校) 神戸市選手権 優勝 |
(5)ボランティア
- ワークキャンプ(福祉体験学習)に参加した。
1期 7月25日〜27日 高校生 7名 中学生 4名
2期 8月 1日〜 3日 高校生 1名 中学生 3名
3期 8月 8日〜10日 高校生17名 中学生 2名
- 介護講座を実施した。
- 12月15日 10:00〜12:00/13:00〜15:00
- 12月17日 10:00〜12:00/13:00〜15:00
- 12月18日 10:00〜12:00/13:00〜15:00
多目的教室において中学校3年生全員(254名)を対象として実施した。
(6)公開学校行事の実施
- 文化祭(5月3日) 5,372名
- 体育祭(9月22日) 2,090名
- 音楽会(11月10日) 1,328名
(7)その他
- 中学2年生対象マナー講座を実施した。
- 演劇鑑賞
(高1)劇団四季 5月24日
(中学) 和太鼓鑑賞 打打打団天鼓 12月20日
- 歌舞伎鑑賞教室(高2) 6月14日
(8)保護者対象のセミナー
- 中1保護者対象 思春期セミナー 年3回 6月、10月、2月
- 中2保護者対象 思春期セミナー 年1回 2月
- 中3保護者対象 思春期セミナー 年1回 2月
- 進路説明会を実施した。
高3 生徒・保護者対象進路説明会 4月14日 センター試験説明会 9月7日
高2 進路説明会 5月29日
- 9大学19名の講師を招いて「学びゲーション12」を実施した。
高2全員と高1高3の希望者(7月13日)
- 平成24年度大学合格実績
|
学校名 |
合格者数 |
|
|
学校名 |
合格者数 |
国立大学 |
京都大学 |
2 |
私立大学 |
関西学院大学 |
78 |
神戸大学 |
9 |
関西大学 |
66 |
大阪大学 |
7 |
同志社大学 |
56 |
大阪教育大学 |
3 |
立命館大学 |
33 |
京都工芸繊維大学 |
4 |
神戸親和女子大学 |
32 |
奈良女子大学 |
3 |
甲南大学 |
36 |
東京芸術大学 |
1 |
近畿大学 |
58 |
その他 |
6 |
同志社女子大学 |
27 |
国立大学計 |
35 |
武庫川女子大学 |
32 |
公立大学 |
兵庫県立大学 |
10 |
神戸女学院大学 |
21 |
大阪府立大学 |
8 |
甲南女子大学 |
19 |
大阪市立大学 |
6 |
京都女子大学 |
14 |
神戸市立外国語大学 |
2 |
早稲田大学 |
2 |
京都府立大学 |
2 |
京都薬科大学 |
8 |
京都府立医科大学 |
1 |
大阪薬科大学 |
7 |
京都市立芸術大学 |
2 |
大阪医科大学 |
4 |
その他 |
5 |
兵庫医科大学 |
1 |
公立大学計 |
36 |
その他 |
142 |
国公立大学合計 |
71 |
私立大学等合計 |
636 |
- 健康管理、緊急時対応に役立てるための保健調査を実施した。
- 中学生対象に学年ごとに性に関する講演会を実施した。
- 生徒健康診断を実施した。(眼科、内科、耳鼻科)
- カウンセリング体制
ゆうルームで、カウンセラー3名、相談員2名(神戸親和女子大学大学院卒業生)が交替で常駐し、生徒・保護者との相談活動を行った。
生徒・教職員にとって利用する価値があり、利用しやすい図書館であることを最大の目標とした。
書籍購入では,教科関係の効果的な予算消化を促すとともに、図書館職員が選書を行う一般図書購入においては、図書館教員と司書が随時会議を持って、良質でバランスのとれた図書購入・叢書形成を進めた。
将来の蔵書10万冊体制を目指して、図書館内の有効スペースの確保にも努め、新しい書架も設置した。
生徒の学習利用の促進にも留意しており、図書館利用の授業やHR活動では、書籍・資料の提案や確保で実績を積むことができた。
- 中学入試説明会を実施した。
本校主催 |
塾対象 |
校内1回 参加塾数 80塾 |
保護者対象 |
校内12回 参加者数 計1,100名 |
保護者対象 |
校外3回 参加者数 計150名 |
- サマーオープンスクール2012を8月5日に開催した。
- プレテストを11月17日に実施した。参加申込286名
- 中学入試志願者状況
前期・後期I募集約260名 志願者480名、後期II募集約10名 志願者143名
校祖友國晴子先生記念奨学金 対象人数:4名 給付金額:800,000円 (1人200,000円*4人)
- 汲温会主催の茶道・華道教室を実施(毎週水曜日 汲温会館茶室)
- 文化祭に参加、協力してもらった。(育友会バザー・汲温会バザー等)5月3日
- 汲温会会員の指導による茶道教室を実施した。(中学1年生 6月〜3月 5回 汲温会館/茶道講話6月)
- メルボルン交換留学生に対し茶道教室を開催(11月 汲温会館)
|
3)施設等の状況
所在地 |
施設等 |
面積等(u) |
取得価格(千円) |
帳簿価格(千円) |
神戸市北区 |
大学 |
|
|
|
校舎敷地・運動場等 |
34,992 |
1,184,417 |
1,184,417 |
校舎7棟 |
16,885 |
3,785,248 |
1,844,392 |
図書館 |
2,739 |
638,573 |
195,651 |
学生会館 |
3,780 |
824,545 |
477,256 |
体育館 |
1,811 |
196,635 |
92,250 |
クラブ部室 |
1,162 |
255,216 |
142,524 |
学生寮 |
1棟 |
233,193 |
122,951 |
神戸市灘区 |
高等学校・中学校 |
|
|
|
校舎敷地・運動場等 |
34,649 |
8,003,515 |
8,003,515 |
校舎 |
23,600 |
4,151,954 |
2,131,824 |
(注)神戸市灘区に高等学校・中学校校地の緩衝地 3,588u 簿価882百万円を所有しています
(1)主な施設の取得関係
【神戸親和女子大学】
- 大学施設の耐震改修事業は耐震補強改修年次計画にそって実施している。
当年度は、学生寮(玉結寮)耐震補強改修工事(4百万円)と、1号館及び図書館の耐震診断調査を実施し、その結果を踏まえ、平成25年度の事業(事業規模約400百万円)として計画している。
- 1号館女子手洗い室改修工事実施(7百万円)
【親和女子高等学校・親和中学校】
- エントランス改修工事実施(11百万円)
- 中学棟各階及び管理棟手洗い室改修工事実施(32百万円)
- 生徒食堂系統及び物理実験室系統空調機器改修工事実施(11百万円)
- その他、グランド整備工事実施など
(2)主な施設の処分関係
|
4)対処すべき課題
◇組織・人事・給与制度の改革
本学園が教育機関として社会の負託に応え、発展するためには財政基盤を確立することです。
直面している極めて厳しい経営環境を認識するなかで、「組織・人事・給与制度改革」の道筋を定めました。
解決すべき課題を、(1)財政の健全化、(2)組織の活性化、(3)人事・給与制度の再構築
の3本の柱としています。
本学園は、3つの課題の現実的解決に向け、一体的に具体的な目標を定めて、実効的かつ着実に取り組んでいきます。
各設置学校としての個別の課題は次のとおりです。
【神戸親和女子大学】
- 講座・就職ガイダンス等のさらなるブラッシュアップを図る。
- 指導教員(ゼミ)との連携を図り、学生の活動状況把握を徹底し、大学全体での支援体制を整える。
- 基礎学力(リメディアル)を意識した低学年対象の支援を検討する。
- 学内の環境面や安全面の保全を総合的に判断し改善に努め、耐震改修事業についても、従前からの計画に基づき実施していく。
- 学習環境の向上を図るため、講義室のマルチメディア整備等を計画に基づき実施していく。
- ネットワークは、教育・研究、事務、更には学生活動においても、必要な設備となっている。今後も、より多彩なICT活用教育や学生活動を支えるため、基盤となる学内LANを再整備する必要が生じている。再整備にあたっては、従前からの計画に基づき行う。
【親和女子高等学校・親和中学校】
- 志願者の確保
本校に入学して充実した中高生活を送ることを希望する志願者を増やすこと。
本校の教育の魅力を再確認し、外部へ発信する。
- 学力の向上策
保護者、生徒が学校教育に求めるものの一つとして、上級学校への進学に必要な学力を付けることがあげられる。
入学してくる生徒の力に応じ、一人ひとりにしっかりとした学力をつける学校のシステムを絶えず検証、改良して、難関国公立大学・私立大学への進学実績を上げること。
- 施設設備の老朽化
本校は平成元年に現在の場所に移転・新築し、24年を経過している。これまで台風等による損壊の応急修理を必要に応じ行ってきたが、施設設備の老朽化が進んでおり、平成24年度は、エントランスホール、中学棟及び管理棟の手洗い室の改修工事を行った。
- 今後の本校の方向性
これら(1〜2)の課題を踏まえ、平成26年度より2コース制を導入すべく具体的検討を始めた。
|
|
|
3)その他
借入先 |
借入金残高(円) |
利率(%) |
返済期限 |
資金使途 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
99,150,000 |
3.25 |
平成27年9月 |
校地拡充 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
382,000,000 |
3.0 |
平成32年9月 |
校地校舎改修等 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
202,500,000 |
3.0 |
平成33年9月 |
校舎建築 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
227,520,000 |
1.9 |
平成41年3月 |
校舎建築 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
61,000,000 |
1.9 |
平成42年9月 |
校舎建築 |
日本私立学校振興・共済事業団 |
207,000,000 |
1.7 |
平成43年9月 |
校舎建築 |
合 計 |
1,179,170,000 |
|
|
|
寄付金の種類 |
寄付者 |
金額(円) |
摘要 |
特別寄付金 |
育友会 |
827,736 |
|
一般寄付金 |
汲温会 |
200,000 |
|
現物寄付金 |
卒業生、父母の会、教員等 |
6,443,046 |
ソーラウインドライト・床置書架・植栽 |
(単位:千円)
補助金の種類 |
大学 |
高等学校 |
中学校 |
合計 |
国庫補助 |
私立大学経常費補助金 |
224,186 |
|
|
224,186 |
私立学校施設高度化推進事業費補助金 |
854 |
|
|
854 |
計 |
225,040 |
|
|
225,040 |
地方公共団体補助 |
神戸市地域子育て支援拠点事業「ひろば型」事業費補助金 |
4,952 |
|
|
4,952 |
結核予防費補助金 |
162 |
83 |
|
245 |
神戸市私学振興助成金 |
|
2,995 |
|
2,995 |
私立学校経常費補助金 |
|
240,558 |
175,413 |
415,971 |
私立学校経常費特別補助金 |
|
300 |
600 |
900 |
生徒授業料軽減補助金 |
|
3,250 |
|
3,250 |
計 |
5,114 |
247,186 |
176,013 |
428,313 |
その他 |
兵庫県私立中・高等学校人権教育推進費分配金 |
|
|
30 |
30 |
地域再生応援事業 |
39 |
|
|
39 |
公用車エコカー補助 |
100 |
|
|
100 |
大学改革推進等補助金 |
3,300 |
|
|
3,300 |
就学支援金事務委託費 |
|
250 |
|
250 |
計 |
3,439 |
250 |
30 |
3,719 |
|
合 計 |
233,593 |
247,436 |
176,043 |
657,072 |
(注)各項目ごとの金額は千円未満を切捨て
属性 |
役員名 |
取引の内容 |
理事 |
山根耕平 |
借入金および車両リースの連帯保証 |
(注) |
当法人の日本私立学校振興・共済事業団からの借入金1,179,170千円および未経過リース料4,519,725円に対して、当法人理事長山根耕平が連帯保証人になっている。なお、保証料の支払は行っていない。 |
5 学園創立120周年 校祖友國晴子先生記念奨学金 |
平成25年3月31日現在での給付累計額は1,600千円(8名)で給付枠残高は48,400千円です。
|
|
|
|